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双十節、16年ぶり「軍事パレード」実施へ


ニュース 政治 作成日:2007年7月23日_記事番号:T00001648

双十節、16年ぶり「軍事パレード」実施へ


 陳水扁総統の任期で最後となる今年の双十節(辛亥革命記念日)で、軍事パレードが16年ぶりに復活することとなった。しかし、「軍事パレード(閲兵)」という表現はものものしいため、「国防パフォーマンス(表演)」と言い改めて行う。

 「国防パフォーマンス」は陸海空三軍の長である陳総統自らが、「今までは違った、国民の士気を高めるもの」を希望して実施されることになった。日本の今年度の防衛白書が、「中台の軍事バランスが、中国側に有利な状態に変化しつつある」と指摘するなど、中国の急速な軍拡が伝えられる中で台湾防衛の決心を内外に示す目的もあるとみられる。

 「国防パフォーマンス」では、総統府の上空を三軍の戦闘機が飛行するほか、空挺部隊が降下演習を実施する。また、地上部隊、戦車隊、ミサイル隊などがパレードし、陳総統が観閲台から閲兵を行うが、あいさつは予定していない。