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クアンタの特許侵害認定、5200万ドルの賠償


ニュース 電子 作成日:2009年7月8日_記事番号:T00016480

クアンタの特許侵害認定、5200万ドルの賠償

 
 米テキサス州東部地区連邦地裁の陪審団は7日、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と華碩電脳(ASUS)が、日本・神奈川県のLaserDynamics社のDVDドライブの技術に関する特許を侵害したと認定し、クアンタに対し5,200万米ドル賠償金支払いを求める評決を下した。8日付経済日報が報じた。

 評決に対しクアンタは、「光ドライブは受託メーカーがブランドメーカーに代わって購入する部品の一つで、当社は特許に関連する義務を負わない」と不服を表明し、控訴する考えを示した。なお、ASUSは既にLaserDynamics社との間で和解を成立させている。 

 一方、LaserDynamics側の弁護人代表は、「クアンタ製品の販売禁止を求めるかどうかはまだ決定していないが、陪審団はクアンタが故意に特許を侵害したと認めており、賠償額は3倍に引き上げるべきだ」と語った。