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高力熱処理工業、米燃料電池ベンチャーから受注


ニュース その他製造 作成日:2009年7月9日_記事番号:T00016493

高力熱処理工業、米燃料電池ベンチャーから受注

 
 熱交換器の高力熱処理工業は8日、米燃料電池ベンチャーのブルーム・エナジー社と、部品供給契約を締結した。高力は燃料電池の重要部品であるホットボックスを提供、今年は200組、総額1億台湾元(約2億8,000万円)を出荷し、通年売上高の1割を占める見込みだ。出荷は第2四半期から既に始まっている。燃料電池は米国のグリーン・ニューディール政策を追い風に、来年も需要が伸び、高力の出荷量・売上高ともに大幅成長が期待できるとみられている。9日付経済日報が伝えた。

 高力の韓顕寿董事長によると、今回の供給契約にもかかわったシリコンバレーのベンチャー・キャピタル、クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)の資金協力によって、同社はホットボックスの開発から量産までを1年に満たない短期間で実現したという。

 米航空宇宙局(NASA)の元科学者により設立されたブルーム・エナジー社の燃料電池は、温室効果ガスの排出を抑え、運営コストも大幅に節減できるという。