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南僑の冷菓ブランド「杜老爺」、今年25%増収目指す


ニュース 食品 作成日:2009年7月9日_記事番号:T00016494

南僑の冷菓ブランド「杜老爺」、今年25%増収目指す

 
 今年の台湾冷菓市場は市場規模が10~15%縮小するとみられる中、食品大手の南僑集団傘下の冷菓ブランド「杜老爺(Duroyal)」は、1~5月の売上高が前年比11.5%増、利益は50%増と好調だ。杜老爺は今年通年の売上高目標を、前年比25%増の12億台湾元(約33億7,000万円)に設定し、強気な姿勢を見せている。9日付工商時報が伝えた。

 2008年の台湾冷菓市場で杜老爺ブランドは、ハーゲンダッツや小美冰淇淋、義美食品などのライバルを抑え、31%のトップシェアを獲得した。陳飛龍会長は、今年も新製品を数多く発売し大幅成長を狙うとしている。

 同社はこの夏、3,500万元の予算を投じ、フィリピン政府観光省と提携して、同国ボホール島ツアーが当たるキャンペーンなどを実施している。製造設備の更新を含め、市場シェアの拡大に向けて積極的な戦略を打ち出している。