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電子ブックサービス「BOOK 11」、データベースサイトがオープン


ニュース 電子 作成日:2009年7月9日_記事番号:T00016498

電子ブックサービス「BOOK 11」、データベースサイトがオープン

 
 電子ブックサービスの「BOOK 11」は8日、ウェブサイトを開設し、データベースによるサービス提供を正式に開始した。現在は著作権を問われない5,000冊の書籍データベースを用意している。今後は、出版社とコンテンツについての協議を進め、一般の紙書籍の55~70%の価格で販売する考えだ。2010年までにデータベースに10万冊の書籍を用意し、11年には中国進出を計画している。9日付工商時報が伝えた。

 同社はまた、8月には中国語の繁体字・簡体字対応オランダiRex社の8.1インチ電子ブックリーダーを導入する。これにより、来年にはリーダー30万台が普及するとみられる台湾電子ブック市場で、ハード、ソフトおよびコンテンツの総合的なサービスを初めて提供することになる。

 邱銘執行長(CEO)によると、同社のサービスは現時点でiRexの電子ブックリーダーのみにしか対応していないが、他社製品や携帯情報端末(PDA)、ノートパソコンなどでもダウンロードできるよう技術の開発を進めているという。

 なお、調査会社アウトセルの調べでは、電子ブックの世界市場規模は08年の1億5,000万米ドルから、11年には5億5,000万米ドルに成長すると予測される。