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クアンタのノート出荷、コンパルからの首位奪還が確定的 【表】


ニュース 電子 作成日:2009年7月9日_記事番号:T00016502

クアンタのノート出荷、コンパルからの首位奪還が確定的 【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が8日発表した6月の連結売上高は前月比30%増の650億6,900万台湾元(約1,860億円)で、ノートPC出荷台数は同43.48%増の330万枚だった。4~5月に出荷台数でクアンタを追い抜いた仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の6月の出荷実績は、未発表ながら250万~270万台とみられており、クアンタは首位奪還に成功したもようだ。9日付蘋果日報などが報じた。
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 証券会社のアナリストは第3四半期の見通しについて、宏碁(エイサー)などクアンタの主要顧客は7~8月がオフシーズンに当たるため、マイクロソフト(MS)の次期基本ソフト(OS)、ウインドウズセブン(Windows7)の10月発売の直前である9月が出荷のピークとなると予測している。

 クアンタの上半期ノートPC出荷台数は、前年同期比11.37%減の1,480万台だった。同社が今年通年で昨年(3,650万台)水準を目指す場合、下半期は46%の年成長率となる2,170万台の出荷が必要となる。

 緯創資通(ウィストロン)の6月出荷台数は230万台、英業達(インベンテック)は200万台余りだった。