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奇美電、6月は15%増収


ニュース 電子 作成日:2009年7月9日_記事番号:T00016503

奇美電、6月は15%増収

 
 液晶パネル大手、奇美電子(CMO)の6月の売上高は前月比15.3%増の267億台湾元(約748億円)で、台湾業界で最大の成長幅を記録した。また、大型パネルの出荷枚数は前月比13.1%増で過去最高の720万枚となった。9日付経済日報が報じた。

 同社によると第2四半期は中国からの受注が持続的に伸び、既に最大の供給先となった。第3四半期も需要の力強さが続けば、黒字転換を果たす可能性もあるとしている。

 パネル各社の6月の売上高の前月比成長幅は、最大手の友達光電(AUO)が連結で10%増、瀚宇彩晶(ハンスター)が15%増、中華映管(CPT)が10.2%増だった。

 ガラス基板不足が第3四半期のパネルの出荷状況に影響するという予測がある。これについてはハンスターが、ガラス基板の品不足は外部の観測ほど深刻ではなく、第3四半期の供給量が第2四半期を下回ることはないとの見方を示している。