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中華映管、近く戦略提携を発表へ


ニュース 電子 作成日:2009年7月9日_記事番号:T00016504

中華映管、近く戦略提携を発表へ

 
 大同集団の林蔚山董事長は8日、傘下の液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)が1~2カ月以内に戦略提携先を発表するとの見通しを明らかにした。提携先の詳細についての言及はなかったが、同社に対する出資比率は米投資ファンド、ウォーバーグ・ピンカスの10.2%を超えることになるとしている。9日付工商時報が伝えた。

 市場関係者によれば、中華映管は大手電子メーカーとの提携交渉が行き詰まり、現在は中国資本と接触しているもようだ。

 林董事長はまた、中華映管の業績見通しについて、「一部サイズの液晶パネルはコスト割れを脱却し、赤字も改善した。設備稼働率も改善したが、まだ満足できる状況ではない」と指摘し、黒字転換は第4四半期以降になるとの見方を示した。

 同社の6月の連結売上高は前月比10.2%増の44億8,000万台湾元(約125億6,000万円)で、同月の大型パネルの出荷枚数は前月比7.8%増の131万4,000枚、中小型パネルは前月比2.6%増の1,273万6,000枚だった。第2四半期通期の売上高は前期比約3割増の125億7,000万元。