ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

保険会社の不動産投資上限緩和、8月実施へ


ニュース 金融 作成日:2009年7月10日_記事番号:T00016520

保険会社の不動産投資上限緩和、8月実施へ

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は9日、保険会社による単一不動産への投資上限の算定基準を純資産ベースから運用資金ベースに改める規制緩和措置を正式に発表した。外部からの意見を聴取した上で、8月にも実施する。この結果、単一不動産に対する投資限度はこれまでと比べ倍増し、1,292億台湾元(約3,640億円)に達する見通しだ。10日付工商時報が伝えた。

 緩和後はリスクベース自己資本比率(RBC)が200%を上回る保険会社の場合、単一不動産への投資上限が運用資金の1.5%となる。また、RBCが200%未満で純資産がプラスの場合は1%、RBCが200%未満で純資産がマイナスの場合は1%または5億台湾元のうち、いずれか低い金額が上限となる。ただし、RBCが200%未満の場合には、監督機関による認可などが投資の前提条件となる。