ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾NEC董事長、「台湾調達は対象企業を絞る」


ニュース 電子 作成日:2009年7月10日_記事番号:T00016531

台湾NEC董事長、「台湾調達は対象企業を絞る」

 
 台湾NECの木戸脇雅生董事長は9日、「世界経済の低迷を受け、台湾企業からの調達は、企業数を絞ることでコスト低減を図る」との方針を語った。10日付経済日報は、NECの台湾調達のうち金額ベースで最大比率を占めるのはノートパソコンで、同製品の主要委託先である広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は今後調達額規模が縮小し、大幅成長が難しくなる可能性があると指摘した。

 木戸脇董事長はまた、「当社の今後の成長戦略は海外における事業拡大が中心で、中でも大中華地区は重点地域だ」と述べ、台湾NEC、NECソリューション(中国)、NEC香港それぞれの強みを結合して事業を拡大し、全体に占める海外での売上高を現在の15%から、2017年には50%まで引き上げたいとの方針を語った。