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Q1の液晶テレビ受託製造、台湾メーカーがシェア50%


ニュース 家電 作成日:2009年7月10日_記事番号:T00016536

Q1の液晶テレビ受託製造、台湾メーカーがシェア50%


 市場調査会社ディスプレイサーチの液晶テレビサプライチェーンに関する報告によると、今年第1四半期の受託製造シェアは冠捷科技(TPVテクノロジー)が20.6%で首位、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)が12.4%で3位となったほか、台湾メーカーだけで約50%を占めたことが明らかになった。10日付工商時報が伝えた。

 2位はトルコのベステル社でシェア17.2%だったほか、台湾勢は▽緯創資通(ウィストロン)、7.9%▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、7%▽友達光電(AUO)、1.8%――という結果だった。

 ディスプレイサーチによると、同期の液晶テレビの生産委託率は世界で25%に達し、前期比1ポイント上昇となった。外部委託を行う主なメーカーは、米ビジオが(100%)とフィリップス(62%)となっている。

 今後一部のブランドメーカーではコスト削減とシェア拡大を目指し、地域や製品を特定して委託製造を増やしていくとみられ、外部委託率は2010年に世界全体で30%まで拡大する見通しだ。