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晶相光電、日本企業とタッチパネル開発へ


ニュース 電子 作成日:2009年7月10日_記事番号:T00016540

晶相光電、日本企業とタッチパネル開発へ

 
 CMOSイメージセンサーの晶相光電(シリコン・オプトロニクス、SOI)は9日、日本企業との間で大型ディスプレイ向けタッチパネルモジュールの共同開発に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。10日付工商時報によると、提携先は光学タッチパネルメーカーの株式会社シロク(本社・茨城県つくば市、小川保二社長)とみられている。

 晶相光電のタッチパネル開発における提携は、画面タッチ操作をサポートする米マイクロソフト(MS)の次世代基本ソフト(OS)「ウインドウズセブン(Windows7)」発売が新商機をもたらすと見込んでのものとみられる。

 晶相光電は、米オムニビジョン・テクノロジーズを最大株主とし、DRAM大手の力晶半導体(PSC)などが出資して2004年に設立された企業。近年イメージセンサーの平均販売価格(ASP)が急落し、昨年の売上高は1億8,600万台湾元(約5億2,400万円)と、07年の3億8,100万元から50%以上減少した。