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群創光電、6月は前月比18%増収


ニュース 電子 作成日:2009年7月10日_記事番号:T00016541

群創光電、6月は前月比18%増収

 
 鴻海集団傘下、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が9日発表した6月の売上高は145億2,900万台湾元(約409億円)で、前月比18.81%増とパネル主要5社で最も高い成長率を記録した。前年同月比でも9.89%増。6月はモニター向けパネルの出荷枚数が約350万枚と過去最高を記録した上、4月から出荷を開始したノートパソコン向けも増加しており、証券会社は同社は間もなく黒字転換できると予測している。10日付経済日報が伝えた。
 
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 同社は5月、ドライバICの供給不足で、業績が前月比でやや下落した。ただ、6月は出荷量が全面的に上昇し、5月の遅れを取り戻した。段行建董事長兼総経理は、「第1四半期が景気の底で、第3四半期業績は昨年のピークを上回る見通しだ」と楽観的な見通しを示した。

 また、今年春節(旧正月)から設備などの準備を進めていた第6世代工場で、6月から少量の出荷が始まった。段董事長によると、同工場の月産能力は年末までに4万~5万枚、来年末までに9万枚に達する見通しだ。最大月産能力は12万枚で、景気の動向を見極めながら設備の設置を進めるとしている。