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百貨店業界、第2四半期に販売回復の兆し【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月13日_記事番号:T00016556

百貨店業界、第2四半期に販売回復の兆し【表】

 
 今年上半期の百貨店業界は世界的な金融危機を発端とする不景気の影響を免れず、相次ぐ販促作戦も奏功しなかったが、第2四半期に入り、株価上昇と中台経済交流の進展を受け、ようやく販売回復の兆しが表れ始めた。13日付工商時報が伝えた。
 
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 このうち、新光三越百貨は今年上半期に4%の増収を記録した。同社の販促担当者は「第2四半期は株価上昇と中台間の政策的要素で売り上げが少なくとも10%伸びたとみられる」と説明した。商品別では下着、女性用雑貨、レジャー用品、飲食などが好調で、店舗別では中国人観光客が多い信義店の伸びが顕著だった。

 太平洋そごう百貨は、第2四半期に天母店開店セールを実施したことなどで5%の増収を記録した。上半期通算では前年並みだった。同社は好調な化粧品のほか、レジャー用品や飲食も業績の伸びが見込んでいる。

 大葉高島屋は太平洋そごうの天母進出により、上半期は5%の減収だった。