ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新型インフルワクチン調達、国光生技が落札


ニュース その他製造 作成日:2009年7月13日_記事番号:T00016558

新型インフルワクチン調達、国光生技が落札

 
 行政院衛生署疾病管制局が10日実施した新型インフルエンザ(H1N1)ワクチン調達の競争入札で国光生物科技(アディミューン)が落札し、9億9,500万台湾元(約28億円)でワクチン500万本を供給することになった。遅くとも10月末には納品される予定だ。11日付自由時報が伝えた。

 今回の入札は当初、国光生技1社のみの応札となったため、再度募集が行われたが他社の参加はなく、結果的に国光生技が独占供給する形となった。5月に行われた新型インフルワクチンの準備に関する座談会で、「海外からの調達を優先すべき」との意見が専門家から出たにもかかわらず葉金川衛生署長が「台湾メーカーから750万本を供給する」と発言したため、特定企業に優先的に受注させたのではないかという指摘もある。

 これについて、林頂・疾病管制局副局長は、一貫して内外から応札者を募集していたと語り、国光生技に優先的に調達権を与えたわけではないと強調した。