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中華映管、4.5世代工場の再稼働を延期


ニュース 電子 作成日:2009年7月13日_記事番号:T00016569

中華映管、4.5世代工場の再稼働を延期

 
 中華映管(CPT)の邱創儀総経理は10日、同社の第4.5世代工場2基のうち昨年末から停止している1基について、第3四半期中の再稼働を検討していたが、ガラス基板の不足状況が深刻なため当面延期すると表明した。11日付工商時報が報じた。

 4.5世代工場の稼働停止は、昨年からの世界的な不景気を受けたものだが、現在はパネル需要が稼働中の1基の生産能力の1.5倍にまで回復したため、残り1基の再稼動の検討を進めていた。邱総経理によると、ガラス基板不足は9月から10月まで続く見通しで、同工場の再稼動はそれ以降となるもようだ。

 なお、同社の林蔚山董事長は先週「今後1~2カ月以内に、市場に大きなインパクトを与えるパートナーとの提携を発表する」と発言して注目を集めたが、これについて邱総経理はコメントを避けた。外資系証券会社は、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が提携先ではないかと予測している。