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力晶、「TMCと提携の可能性も」 【表】


ニュース 電子 作成日:2009年7月13日_記事番号:T00016571

力晶、「TMCと提携の可能性も」 【表】

 
 台湾DRAM産業の再生を目標に政府主導で設立予定のDRAMメーカー、TMC(Taiwan Memory Company)との提携の可能性を否定してきた力晶半導体(PSC)の幹部は12日、「エルピーダメモリとの提携を維持すると同時に、TMCが工場を持たないファブレス企業として設立された場合、力晶が生産を受託することもあり得る」と語った。11日付経済日報が報じた。
 
T000165711

 
 力晶はまた、同社がDRAM産業から撤退するとの観測が出ていることに対し、再度「撤退はない」と強調した。

 メモリパッケージング・テスティング(封止・検査)大手の力成科技(パワーテック・テクノロジー)と同社の筆頭株主であるメモリモジュール世界最大手の米キングストン・テクノロジーが先週、力晶に対する1億2,500万米ドルの支援を発表したが、DRAM価格のコスト割れが続く現状で力晶の運営は苦しく、TMCかその他企業との提携強化で乗り切るしかないと業界では観測されている。