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「ECFA署名は来年以降」、馬総統が発言


ニュース その他分野 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016582

「ECFA署名は来年以降」、馬総統が発言

 
 馬英九総統は13日、中台が締結を目指す「両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」について、「正式署名は来年になる」との見通しを表明した。

 馬総統は工商時報の取材に対し、「ECFAは多方面にかかわる。双方の未来に大きな影響を与えるものなので、双方が1冊の本を書き上げるように基本的な枠組みを固めた上で一歩一歩進めていく」と述べ、検討に慎重を期していく方針を示した。

 ECFA締結が来年にずれ込むことで、 台湾産業界が中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)間で発効する自由貿易協定(FTA)の脅威を受けるという懸念について馬総統は、「産業界から聞いた話では直ちに影響が出るわけではなく、一定の緩衝期間があるということだ。だから来年に作業を急げば間に合うだろう」と述べ、大きな悪影響が出るには至らないという見方を示した。