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中国・大型調達団第2陣、台湾食品の調達進む


ニュース その他分野 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016584

中国・大型調達団第2陣、台湾食品の調達進む

 
 中国商務部傘下、海峡両岸経貿交流協会(海貿会)が企画する大型調達団「両岸経貿促進考察団」で、食品調達を主とする第2陣は、13日から台湾企業との商談を開始した。開始からわずか20分後、中国・合肥百貨大楼集団が黒松の炭酸飲料「黒松沙士」の50万人民元(約680万円)分の調達を決定するなど、活発な調達姿勢をうかがわせた。14日付経済日報が伝えた。
 
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「大陸内需拡大商機説明会」後の記者会見で握手する中国側調達団代表の門曉偉・中国商務部商貿服務司副司長(左)と中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)の王志剛董事長(13日=中央社)
 
 また、王府井百貨集団の于娟調達総監は、「今回の調達は健康、有機、パッケージの美しさをキーワードに、完成度の高い台湾ならではという製品を購入する」とし、金額に上限は設けないとの方針を示した。

 このほか、武漢中百集団の程軍副総経理は「中国の消費者も栄養や安全を重視するようになった」と指摘し、台湾産ドライフルーツなど無糖・有機食品の販売額が、昨年3倍に増えたことを明らかにした。また、今後2年以内に台湾製保健食品の販売総代理なども計画しているという。