ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中台金融MOU、「署名はいつでも可能」=金管会主委


ニュース 金融 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016586

中台金融MOU、「署名はいつでも可能」=金管会主委

 
 中台による「両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」の締結が来年にずれ込む見通しを頼幸媛・行政院大陸委員会(陸委会)主任委員が明らかにしたことで失望感が広がる中、行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳冲主任委員は同日、ECFAの締結延期で金融監督に関する覚書の締結も遅れるとの観測があることについて、「全く別の問題であり、覚書はいつでも署名可能だ。順番としては、先に覚書を締結した上で、ECFAを結ぶことになる」と説明した。14日付経済日報などが報じた。

 覚書の締結時期については、「交渉は続いており、タイムスケジュールはない」と指摘しつつ、「既に簡単な文言の問題が残っているだけであり、来年にずれ込むようなことはない」と語った。その上で「文面の推敲がすべて終わっても、陸委会と国務院台湾事務弁公室による締結時期の決定を待たなければならない。すべて金管会だけで決められるわけではない」と補足した。