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中国からの大型報奨旅行団、8月から4団体4万人以上が来台


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016587

中国からの大型報奨旅行団、8月から4団体4万人以上が来台

 
 5月の新型インフルエンザ(H1N1)流行などの悪影響で来台する中国人観光客が減少しているが、旅行業界関係者によると、このほど中国当局が中国国内の4団体に台湾への報奨旅行を許可し、8月にも各1万人を超える規模で来台する見込みとなった。宿泊や観光などで30億台湾元(約84億円)の商機が見込まれている。14日付経済日報が伝えた。

 中国人の台湾観光は今月正式開放から1年を迎えたが、7月は新型インフルの後遺症で政府の目標値である月間3,000人を大幅に下回る1,000人程度となる見込みだ。ホテル業者は「恵みの雨だ。4団体の来台で今年は昨年の売上高水準を保てる」と期待を語った。

 経済日報は「中国当局が4万人の来台を許可したことは、最近減少傾向にある中国人観光客の訪台人数を改善する意思があることを示す」と指摘した。

 また、東南旅行社の許永裕副総経理は「8月からの中台直航便の定期便化に伴う増便で、双方の観光客数が大幅に増える」との見通しを語った。