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中国人観光客の訪台、年内に累計60〜70万人へ=馬総統【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016589

中国人観光客の訪台、年内に累計60〜70万人へ=馬総統【図】

 
 馬英九総統は13日、中国人に台湾観光が正式開放された昨年7月18日以降、ほぼ1年間で延べ36万人(今年)の中国人観光客が台湾を訪れたと指摘した上で、今年末までに累計で延べ60万~70万人まで伸びるとの見通しを示した。1日平均では延べ2,000人となる計算だ。14日付工商時報が報じた。
 
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 馬総統は、開放当初に中国人観光客がそれほど多くなかったのは、ちょうど北京五輪の開催時期に当たり、さらに台湾ツアーを取り扱うことができる中国の旅行会社が33社しかなかったためと指摘した。ただ取り扱い旅行会社数は今年4月時点で146社まで拡大しており、さらに中国では7月下旬から旅行シーズンに入るため、中国人観光客の増加が期待できるとしている。

 また中台間の直航便に関して中国側が先日、飛行禁止空域と取り決めている台湾海峡中間線の開放を提案したことに対し馬総統は、「上海や北京行きでは、台湾の安全に関わる台湾海峡中間線以外にも飛行経路はある」と改めて拒否する姿勢を示した。