ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

東貿国際が社名変更、中国の人工透析市場に参入


ニュース その他製造 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016593

東貿国際が社名変更、中国の人工透析市場に参入

 
 医療機器メーカーの東貿国際(エンフィールド・メディカル)は13日、社名を「佳医健康事業(エクセルシオール・メディカル)」に変更した。同社は年内にも中国の公立医療機関と合弁で新会社を設立し、来年にも人工透析市場に参入する計画だ。14日付工商時報が伝えた。
 
T000165931

佳医健康事業の傅董事長(中)ら経営陣。8,500億人民元の商機を生むとされる中国医療改革への期待は大きい(13日=中央社)
 
 同社は昨年、中国で「博愛眼科」への出資により、白内障手術に参入した。中国では今後、医療改革により白内障手術や人工透析が健康保険の対象医療に含まれる見通しで、拡大する中国の医療市場で機先を制したい構えだ。

 同社の傅輝東董事長は「当初は中国に資本金2億人民元(約27億2,000万円)で合弁企業を設立し、人工透析市場に参入する。中国の人工透析市場は台湾の10倍の規模だ。台湾での成功経験を中国に持ち込めば、早期に市場に食い込める」と説明した。