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ウィンテック、第3世代工場を再稼動


ニュース 電子 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016600

ウィンテック、第3世代工場を再稼動

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)は、今年初めから操業を停止していた第3世代の2基目の工場について、今月中に再稼動することで準備を進めている。過去1カ月で人員配置やテスト生産を行い、既に量産態勢が整っているという。14日付工商時報が伝えた。

 同社は2006年から07年にかけ、瀚宇彩晶(ハンスター)から第3世代工場2基(生産能力計11万枚)を購入したが、昨年下半期から稼働率が50%を割り込んだため、このうち1基で操業を停止していた。ただ、今年は第2四半期から稼働率が50%以上に上昇し、第3四半期の受注見通しも順調なため、再稼動を決めたとしている。

 同社によると、第3四半期の出荷枚数は段階的に増加し、10~11月ごろにピークを迎えるする見通しだ。ただ、ガラス基板不足が深刻で、供給状況によって出荷枚数も変動するとみている。証券会社によると、今後は欧州系の携帯電話メーカーからの受注に支えられて粗利益率がプラスに転じる見通しで、第3四半期は黒字転換も期待できるという。