ニュース 電子 作成日:2009年7月14日_記事番号:T00016601
シンガポールの電子機器受託生産サービス(EMS)、フレクストロニクス・インターナショナルは13日、台北県板橋市にノートパソコンの研究開発(R&D)センターを設置した。同社はPC事業の拡大に取り組んでおり、今後R&D要員を現在の1,000人から50%増の1,500人程度まで増やす予定だ。14日付蘋果日報が伝えた。
同社は鴻海精密工業に次ぐ世界2位のEMSメーカー。2006年にPC事業部を立ち上げ、07年には華宇電脳(アリマ・コンピュータ)のPC部門を買収し、積極的に受注獲得を進めている。現在はゲームマニア向け機種のヒューレット・パッカード(HP)「ブードゥー」や、デル「エイリアンウエア」など、ニッチ機種を中心に手掛けている。今年はHPの主力機種を受注したほか、下半期にもHPのCULV機種を受注する見込みだ。
同社幹部は「複数の受注交渉が進行中で、R&D人材を補いつつ、10年には受注能力が飛躍的に伸びる見通しだ」と表明した。
今年の出荷台数は150万~200万台の予測だが、月産能力を今年初めの30万台から、10年には80万台、11年には120万台に拡大する計画だ。
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