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台中港物流専業区、企業誘致を開始【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年7月15日_記事番号:T00016613

台中港物流専業区、企業誘致を開始【表】

 
 交通部台中港務局の王俊友局長は14日、間もなく竣工を迎える開発総面積82.5ヘクタールの物流ターミナル「台中港物流専業区(Ⅰ)」について、企業誘致の開始を宣言した。既に鴻海グループなどが投資に意欲を見せているもようだ。台中港には中台直航路線が就航しているため、地の利の良さから全体で100億台湾元(約283億円)規模の投資が呼び込めると見込んでいる。15日付経済日報が伝えた。
 
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 鴻海のほか、銅線材や電線ケーブル台湾最大手の華新麗華(WALSIN)が50億元を投じて15~20ヘクタールの用地にステンレス工場を設置する計画もある。

 王局長によると、同専業区の管理費込みの入居費用は、1平方メートル当たり年間110元で、同港の加工輸出区より割安となっている。産業界のニーズに応じ、将来的には自由貿易港区への組み入れも考えられるという。

 王局長はまた、中台直航便就航を機に、台中港の位置付けを近海航路および地域性のコンテナ中継基地と定める方針を示した。まずは中国福建省のアモイとの提携を進め、以後は同省の福州や泉州といった港湾とも提携したい考えだ。