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タッチパネル供給、台湾メーカーがシェア拡大


ニュース 電子 作成日:2009年7月15日_記事番号:T00016625

タッチパネル供給、台湾メーカーがシェア拡大

 
 工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の頼彦中アナリストによると、タッチパネルの世界市場での台湾メーカーのシェアは、現在主流の抵抗膜方式で40%以上、静電容量方式では80%以上に拡大している。15日付工商時報が伝えた。

 抵抗膜方式では洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)や介面光電(Jタッチ)が主な供給元となっており、静電容量方式では、アップル「iPhone」の主要サプライヤーとなっている宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)や勝華科技(ウィンテック)がシェア拡大に貢献している。

 頼アナリストは、台湾ではタッチパネル専門メーカーが継続的に生産能力拡大を行っているほか、その他液晶パネル業者や組み立て業者も同製品の技術開発を進めており、シェア拡大につながっていると指摘した。

 また、画面タッチ操作をサポートする米マイクロソフトの次期基本ソフト(OS)「ウインドウズセブン(Windows7)」の10月発売により、今後台湾メーカーのさらなる商機拡大が期待されている。