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砂・砂利、中国から大部分を輸入


ニュース 建設 作成日:2009年7月16日_記事番号:T00016646

砂・砂利、中国から大部分を輸入

 
 経済部砿務局の統計によると、砂・砂利の今年1~5月輸入量は968万トンに達し、前年同期比で20.4%増加した。このうち中国からの輸入が99.8%を占め、前年同期97.1%よりさらに高まったようだ。16日付工商時報が報じた。

 陳台雄・砿務局副局長によると、中国からの輸入砂はほとんどが天然で、台湾で不足している細砂(さいしゃ)が75%、砕石(さいせき)が残り25%を占める。また、基隆港と台北港で取り扱われている中国産の砂は1トン当たり370~380台湾元(約1,060~1,090円)と、台湾産のものより約20元割安だ。

 また、例年約22%だった供給量全体に占める輸入量の割合は、台湾市場での供給不足から、今年通年で25%前後に上昇し、その大部分が中国からの輸入となる可能性が高いと指摘した。

 中国が2年余り前、台湾への砂や砂利の輸出を禁止していた際、台湾はベトナムや北朝鮮などから輸入していたが、高品質で価格が台湾産のものより高く、補助金を支給しても市場競争力がなかったという。