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力晶の債務、半年繰り延べに同意


ニュース 電子 作成日:2009年7月16日_記事番号:T00016659

力晶の債務、半年繰り延べに同意

  
 DRAM大手の力晶半導体(PSC)は15日、債権銀行団が同社に対する約600億台湾元(約1,714億円)の債務を年末まで半年繰り延べることに同意したと発表した。16日付経済日報が伝えた。

 同社の債務は既に一度半年繰り延べされており、6月30日に返済期限を迎えていた。しかし、社債償還問題などで債務返済のめどが立たないことから、同社は債権銀行団に債務繰り延べを再度申し入れ、メーンバンクの兆豊国際商業銀行などが受け入れた。

 同社は依然として社債償還問題も含めた財政難に苦しんでいるが、当面の財務危機は回避された格好だ。繰り延べ期間中は利払いのみで、元金の支払いは先送りが認められる。

 一方、転換社債の株式転換価格再設定に関しても、債権銀行から順調に同意を取り付けているという。