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再編対象11行の経営状況、聯邦銀に最低評価


ニュース 金融 作成日:2009年7月17日_記事番号:T00016669

再編対象11行の経営状況、聯邦銀に最低評価

 
 台湾金融教育学会がこのほど、金融再編で他行を合併した銀行11行の経営状況を比較したところ、中国信託商業銀行が最優秀の評価を受けた一方で、中興銀行を買収した聯邦銀行は最も厳しい評価を受けた。17日付中国時報が伝えた。

 中国信託銀は鳳山信用合作社、花蓮区中小企業銀行を買収後、支店数を128カ所に増やし、経営能力、収益能力、財務状況でいずれも専門家から高い評価を受けた。

 一方、聯邦銀は無担保融資の影響を大きく受けており、中興銀の経営体質の悪さを引きずっている。聯邦銀はカード事業が業界トップ5に入るが、不良債権の計上額が依然多く、新たな資金注入がない状況で財務状況や債務償還能力は業界最低水準にとどまっている。