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瑞晶応用材料のポリシリコン工場、台中港に2基目設置へ


ニュース その他製造 作成日:2009年7月17日_記事番号:T00016673

瑞晶応用材料のポリシリコン工場、台中港に2基目設置へ

 
 太陽電池材料などの瑞晶応用材料科技(リアル・グリーン・マテリアル・テクノロジー)はこのほど、台中港輸出加工区での多結晶シリコン(ポリシリコン)工場設置を決めた。経済部加工輸出区管理処が明らかにしたもので、投資金額は11億台湾元(約31億円)、今年第4四半期に着工、来年中旬に量産開始の予定だ。同社は台中工業区に同工場1基を設置済みで、既に試験生産に入っている。台中港輸出加工区の2基目を加え、金属グレードポリシリコンの生産能力を2010年に2,000トン、11年に5,000以上に拡大する考えだ。17日付経済日報が伝えた。

 瑞晶の李君振董事長は、太陽電池産業の見通しは明るく、世界のポリシリコン需要は現在の年間3.6万トンから、今後年々増加するとの見通しを示した。

 また、材料や電池の価格が下落していることについては「太陽電池の低価格時代の到来は、普及に向けた重要な要素だ」と肯定的にとらえており、「太陽電池の変換効率が向上すると同時に、従来型電力が原油価格上昇で高騰すれば、太陽電池産業は政府の補助なしに独自で発展できる」と楽観的な見方を示した。