ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大成食品、中国KFCと3年の鶏肉供給契約【図】


ニュース 食品 作成日:2009年7月17日_記事番号:T00016676

大成食品、中国KFCと3年の鶏肉供給契約【図】

 
 大成長城集団傘下の食肉加工メーカー、大成食品(ダーチャンフード)は、このほど北京で中国ケンタッキーフライドチキン(KFC)と3年にわたる長期の鶏肉供給契約を交わした。KFCとの契約額は、中国の福建聖農発展および山東新昌集団と3社合わせて50億人民元(約690億円)で、契約量は計28万トン。17日付工商時報が伝えた。
 
T000166761

 
 今回の契約は、市場相場によって価格が変動しない固定価格での供給となるため、供給側は一定の利益が確保でき、買い手にとっては長期的に安定した原料確保が可能となる。なおファストフードチェーンとの契約は、6カ月単位が主流だ。

 韓家寰・同集団総裁によると、同契約締結を受け、中国で鶏肉の生産量を年15%ずつ増やす。具体的には、現在の工場11基から、中国北部の渤海周辺や長江デルタ地帯などにエコロジー型養鶏場300カ所、食肉加工場など工場15基を建設し、生産規模を拡大する計画だ。