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作成日：2007年7月23日_記事番号：T00001668
群創、ドライバＩＣの奕力に出資か
鴻海精密工業グループ傘下のディスプレイメーカー群創光電（イノルックス・ディスプレイ）が、力晶半導体（ＰＳＣ）が３割の株式を所有する携帯電話用小型ディスプレイのＬＣＤドライバＩＣ設計メーカー奕力科技に出資する観測が業界で話題になっている。群創は奕力との接触は認めたものの、出資に関してはノーコメントとしたが、力晶幹部によると計画はすでに奕力の董事会で承認され、経営陣に実行が任されているという。
大型ディスプレイ業界は上下流の提携体勢がほぼ確立されているが、小型ディスプレイ業界の提携は始まったばかりで、群創は今回の垂直提携で大手に対抗できる競争力をつけ、奕力は群創を通して受注を増やし、海外大手携帯電話メーカーのサプライヤーを目指すとみられている。23日付工商時報が伝えた。
