ニュース 電子 作成日:2009年7月17日_記事番号:T00016681
17日付電子時報は、世界最多のユーザー数約5億件を誇る中国の携帯電話キャリア、中国移動通信(チャイナ・モバイル)の王建宙総裁が8月、台湾を訪れる可能性があると報じた。先ごろ同社と戦略提携を結んだ遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)や、聯発科技(メディアテック)などのチップメーカー、端末機器メーカーなどを訪問すると予想されている。
この観測について遠伝は、「王総裁の訪台時期もスケジュールも把握していない」とコメントした。
チャイナ・モバイルは、第3世代(3G)無線通信の中国独自規格「TD–SCDMA」による正式サービスを既に開始している。台湾では工業技術研究院(工研院)がTD–SCDMA実験ネットワークを設置して台湾メーカーの研究開発(R&D)支援を計画しており、今後の商機獲得が期待されている。
ただチャイナ・モバイルの3Gユーザーは、対応端末の供給不足により4月時点で51万4,000件と、今年通年目標の1,000万件にはほど遠い状態となっている。
また同じく中国の通信キャリア、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)の趙継東副総裁も7月下旬に訪台し、台湾の通信大手3社と提携協議を行うもようだ。
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