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台北県の流入超過人口、台湾で最多【図】


ニュース 社会 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016697

台北県の流入超過人口、台湾で最多【図】

 
 内政部の17日発表によると、台北県の流入人口から流出人口を差し引いた「流入超過人口」は上半期9,843人、過去5年の累計で7万5,732人に上り台湾で最多だった。一方で、隣接する台北市は流出超過人口が上半期7,878人、過去5年で3万2,847人と台湾で最多だった。18日付工商時報が報じた。
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 台北県の流入人口増加について内政部は、住宅物件価格が台北市より低く、都市交通システム(MRT)網の広がりによって台北市の通勤通学圏内となったため、居住者が増えているという分析を示した。

 台北県政府民政局の統計によると、台北市から台北県への流入超過人口は、2006年が5,546人だったが、07年に1万2,706人、08年に1万5,888人と急増している。今年は上半期だけで1万人近く、行政区別では、開発の進む淡水鎮や林口郷、13年にMRT新荘線が開通予定の三重市などで人口の流入超過が特に顕著だった。