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陳前総統家族と101ビル前董事長、偽証罪で起訴


ニュース 政治 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016698

陳前総統家族と101ビル前董事長、偽証罪で起訴

 
 陳水扁前総統が総統府の機密費不正流用などの罪で起訴された事件で、呉淑珍夫人、長男の陳致中氏、長女の陳幸妤氏、娘婿の趙建銘氏、台北101ビルの陳敏薫・前董事長が偽証罪で起訴された。18日付工商時報が伝えた。

 起訴状によると、呉淑珍夫人は機密費事件発覚後の2006年9月から10月に対し、家族らに機密費の領収書処理などについて、事実と異なる証言を行うよう指示。陳致中、陳幸妤、趙建銘の各氏も指示に従い虚偽の証言を行ったとされる。

 一方、陳敏薫氏は2004年ごろ、自身が大華証券董事長に就任するため、呉淑珍夫人に小切手で1,000万台湾元(約2,900万円)のわいろを贈った事実を隠し、呉淑珍夫人と人事請託問題について話し合ったことはないなどと虚偽の証言を行ったとされる。陳敏薫氏は当時、大華証券董事長を断念し、台北101ビル董事長に就任した。