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富邦金控、アモイ商銀に50%出資計画


ニュース 金融 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016702

富邦金控、アモイ商銀に50%出資計画

 
 富邦金融控股は、香港法人経由で出資している中国福建省のアモイ市商業銀行について、中台による金融監督に関する覚書(MOU)や「両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」の締結を待って、出資関係を直接出資に改め、出資比率を現在の19.99%から50%へと高める方針を固めたもようだ。20日付経済日報が伝えた。

 現行規定では、外資による中国の銀行への出資上限は単一株主で20%、外資全体で25%までに制限されている。しかし、ECFA締結後は台湾資本による出資上限が引き上げられる見通しとなっている。

 富邦金控は公式にはコメントを避けているが、行政院金融監督管理委員会(金管会)幹部は「第三地経由による中国の銀行への出資方式は今後なくなるだろう」と語った。