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台北アリーナ周辺、新たなホテル激戦区に


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016706

台北アリーナ周辺、新たなホテル激戦区に

 
 台北アリーナ(台北小巨蛋、台北市南京東路4段)周辺は中台経済交流の活発化から、9月の正式オープンに向けプレオープンした華泰大飯店企業傘下の新ブランド、ホテル・クォートが好調なほか、高級ホテル、台北文華東方酒店(マンダリン・オリエンタル台北)などもオープンに向け準備を進めており、新たなホテル激戦区となりつつある。20日付蘋果日報が伝えた。

 ホテル・クォートは、カラオケボックスの銭櫃(キャッシュボックス)だった建物を10億台湾元(約29億円)以上かけて改装し、このほどプレオープンにこぎ着けた。客室64室のうち2フロア13室で試験営業を開始したところ、10日間の宿泊率が100%だったため、来週から対象を26室に拡大するという。宿泊料金は1室1泊7,900~1万5,500元だ。

 このほか、同エリアの王朝大酒店(サンワールドダイナスティ)は年末からフロアごとに改装を進め、2011年に完成させる予定だ。台北馥敦飯店(台北フラートン)南京館も今年11月から改装工事に取り掛かる。鄭宇倫・台北馥敦南京館経理は、「同エリアは台北松山空港と世界貿易センター展覧館の中間に位置するため、今後、宿泊料金と宿泊率の上昇が見込める」と期待を示した。