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澎湖を低炭素島に、再生エネ50%使用へ


ニュース 公益 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016708

澎湖を低炭素島に、再生エネ50%使用へ

 
 劉兆玄行政院長は18日、政府は今後、離島に台湾グリーンエネルギー産業の最新成果を集め、「低炭素島」を実現する考えを表明した。該当する地区では太陽エネルギー、風力エネルギーなど50%以上で再生可能エネルギーを使用し、発光ダイオード(LED)照明、電気自動車の使用やグリーン建築を推進する。観測によると、モデル地区には澎湖島が選ばれるもようだ。20日付中国時報が報じた。
 
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18日、台南市の益通集団を視察し、同社が開発した電動バイクを試乗する劉行政院長。「グリーンエネルギー産業は未来の産業だ」と語った(18日=中央社)
 
 「低炭素島」計画は、政府が育成を推進する「6大新興産業」のうち、来年94億7,100万台湾元(272億円)を投じる予定のグリーンエネルギー産業部門で進められる。

 劉行政院長が台湾電力(台電)の資料に基づき説明したところによると、昨年実施した「省エネ・二酸化炭素(CO2)削減」関連の優遇政策により、1年間で45億キロワット時(kWh)(台南県・市が同期間に使用する電力量に相当)、台北市・大安森林公園(約26ヘクタール)が吸収できる量の7,800倍分のCO2が削減できたという。