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奇美と大同、液晶テレビ値上げへ


ニュース 家電 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016711

奇美と大同、液晶テレビ値上げへ

 
 液晶パネルの価格が年初から6~7割上昇していることを受け、奇美電子(CMO)の「CHIMEI」と大同集団の大同(TATUNG)の2ブランドが、液晶テレビの値上げを予定している。18日付工商時報が伝えた。

 奇美グループ傘下の新視代科技は、「CHIMEI」の22インチ型液晶テレビ販売価格を8月に1,000台湾元(約2,870円)値上げし、大型製品については7月の販売状況を見極めた上で、主力の32および42インチ型の値上げ幅を決定するとしている。

 一方、既に22インチ型を販促価格の7,990元から当初の8,490元に戻した大同は、今週末から相次いで行われる特売会やバーゲン終了後、7月末から8月初旬にかけて、32インチ以上の製品を1,000~2,000元値上げする計画だ。

 両グループによると、液晶パネル価格は4月以降、毎月値上がりが続いており、7月は前月比20~30米ドル上昇と、これまでで最大の上げ幅となった。また、32インチテレビ用パネルは7月末、8月初旬にも10~20米ドル上昇する見通しだ。