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携帯各社の競争過熱、遠伝シェア一時30%割れ


ニュース 電子 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016714

携帯各社の競争過熱、遠伝シェア一時30%割れ

 
 携帯電話業界で、新興キャリアの安値戦略に押され、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の市場シェアが昨年中に一時30%を割り込み、27%まで低下していたことが分かった。同社が米国で行った業績説明会で明らかにした。20日付中国時報が伝えた。

 遠伝がシェアを食われたのは、威宝電信(ビボテレコム)と亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)が同一キャリア内無料などの攻撃的な料金プランを導入し、顧客がシフトしたためだ。

 威宝の統計によれば、昨年7月から今年3月末までの各社の3G(第3世代)顧客契約純増件数は、威宝が40万9,000件、中華電信が21万6,000件、台湾大哥大(タイワン・モバイル)が12万2,000件だったのに対し、遠伝は1万4,000件にとどまった。中華電信が人気携帯端末「iPhone」を投入したことも遠伝にとって逆風となった。