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ウィストロン、中国・泰州に工場新設へ


ニュース 電子 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016715

ウィストロン、中国・泰州に工場新設へ

 
 ノートパソコン受託大手、緯創資通(ウィストロン)は17日開催の董事会で、中国江蘇省泰州市での工場建設計画を決定した。総額1億米ドルを3年に分けて投資する計画だ。世界市場における将来のノートPC需要拡大に備えた展開とみられる。生産能力規模や量産スケジュールは未定。18日付工商時報が伝えた。

 同社によると、検討していたベトナム進出をやめて泰州を選んだのは、昆山工場(江蘇省)や中山工場(広東省)から比較的近く、サプライチェーンと結合できる上、地元政府が提供する条件も良かったことが決め手となった。泰州では主にノートPCを生産し、液晶テレビやモニターの生産ラインを設置するかは未定だという。

 証券会社によるとウィストロンは、HP(ヒューレット・パッカード)のビジネス用ノートPCや聯想集団(レノボ)から来年向けに受注を獲得しており、来年のノートPC出荷成長率は、受託メーカー主要4社で最高の25~30%程度となると予測されている。