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パネル用ドライバIC封止・検査、7月は20%値上げ


ニュース 電子 作成日:2009年7月20日_記事番号:T00016719

パネル用ドライバIC封止・検査、7月は20%値上げ

 
 第3四半期に入り、液晶パネルメーカーの出荷量が増加する中、パッケージング・テスティング(封止・検査)業者の処理能力が追いつかず、ドライバICで供給不足が発生している。こうした状況の中、LCDドライバICの封止・検査業者、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)、飛信半導体(ISTインターナショナル・セミコンダクター)、矽品精密工業(SPIL)は、7月の受託契約価格について15~20%値上げすることで顧客と合意に達した。20日付工商時報が報じた。

 ドライバICの封止・検査業者は過去1年半近く生産能力の拡充を行っていないことから、ICメーカーでは処理能力不足により、受注から出荷までの時間が最長で10周間以上に伸びており、ドライバIC市場の供給不足は10~15%に達している。

 台湾のドライバIC封止・検査業者には、台湾の半導体メーカーのみならず、サムスン電子、NEC、ルネサステクノロジなど海外からも発注の打診が相次いでおり、処理能力不足に追い打ちをかけている。