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中華汽車の電動自転車、来年上半期にも自社ブランド発売


ニュース その他製造 作成日:2009年7月21日_記事番号:T00016736

中華汽車の電動自転車、来年上半期にも自社ブランド発売

 
 中華汽車工業はこのほど、来年上半期にもリチウムイオン電池および鉛酸電池を使用した自社ブランドの電動自転車を発売する予定であることを明らかにした。自転車メーカー以外の電動自転車参入は、バイクメーカーの三陽工業(SYM)、光陽工業(KYMCO)に続き、台湾で3社目となる。20日付工商時報が伝えた。

 同社は先日、三菱自動車傘下の「ラリーアート」ブランドから折り畳み式自転車を発売したばかりで、同ブランドでの電動自転車発売も考慮したが、ライセンス取得が困難なため自社ブランドでの発売を決めたという。

 自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)幹部は、自動車やバイクメーカーの参入により、電動自転車の市場は拡大し、技術も進歩していくとの見通しを語った。ただ、政府がバイクに対する規制措置を採らないため、台湾域内の自転車需要120万台に対し、電動自転車の販売は1万台以下にとどまっていると指摘した。