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Jタッチ、HTCに社債引き受け要請か


ニュース 電子 作成日:2009年7月21日_記事番号:T00016746

Jタッチ、HTCに社債引き受け要請か

 
 タッチパネル大手の介面光電(Jタッチ)が、需要増に伴う設備投資に向け、大口顧客である携帯電話端末メーカーの宏達国際電子(HTC)に転換社債の引き受けを求めるとの観測が高まっている。21日付経済日報が伝えた。

 Jタッチは6月以降、HTCやサムスン電子の携帯電話新機種による需要を受け、フル稼働状態が続いている。Jタッチは近く、6億6,000万台湾元(約18億9,000万円)規模の転換社債を発行し、4カ月以内に月産能力を静電容量方式タッチパネルで150万枚、抵抗膜方式タッチパネルで100万枚増やしたい構えだ。

 Jタッチの広報担当は20日、「今回の転換社債発行では、できれば戦略的出資者を誘致したい」と述べたが、詳細には言及しなかった。同社の月産能力は現在、静電容量方式で200万枚、抵抗膜方式で50万枚となっている。出荷先はHTCとサムスン電子だけで70%以上を占める。