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台湾でも日食フィーバー、実況サイトにアクセス集中


ニュース 社会 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016754

台湾でも日食フィーバー、実況サイトにアクセス集中

 
 今世紀最大規模の皆既日食が観測された22日午前、約85%が隠れる部分日食となった台湾でも、珍しい自然現象を観測しようと台北市立天文科学教育館には朝早くから天文ファンなど数千人が集まった。また日食の実況中継を行った同天文館のホームページは、太陽が最も隠れた9時40分前後に7万件のアクセスが集中してつながりにくくなり、貴重な日食を見逃した人も少なくなかったようだ。中国時報電子版などが22日報じた。
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日食を観測するパイワン族の老夫婦。老いも若きもを観測メガネを目に当てて空を見上げた(22日=中央社)
 
 雲が多く見られたものの快晴となった台湾ではこの日、金門島で最も早い8時19分に、台南で同22分、台北では同23分に相次いで日食が始まり、9時33分~40分にかけてピークに達した。太陽の光が半分以上が遮られたため、若干光が弱まったような状況が発生した。中央気象局によると9時40分ごろ、台湾各地の気温が約1度低下したという。

 その後ゆっくりともとの姿に戻り11時0分~5分ごろ、約2時間40分にわたる天文ショーが幕を閉じた。台湾では2070年に最南端の恒春で皆既日食が観測できるという。