ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

調書不実記載疑惑、馬氏「裁判所の判断を支持」


ニュース 政治 作成日:2007年7月24日_記事番号:T00001676

調書不実記載疑惑、馬氏「裁判所の判断を支持」


 国民党の総統候補、馬英九氏が台北市長在任中に特別費を流用したとして起訴された事件の公判で、検察側が台北市の出納担当者を取り調べた際、発言内容と異なる供述調書が作成されたとの指摘をめぐり、台北地裁は23日、取り調べ内容が録音されたディスクの内容を確認する異例の手続きを行った。裁判所は、「調書の証拠能力については、判決で明らかにする」として、明確な判断を示さなかった。なお、24日に引き続き行われた同事件の公判で、馬氏は「裁判所の判断を支持する」という考えを明らかにした。

 24日付自由時報などによると、同ディスクは、検察が今年1月25日に台北市政府の出納担当者呉麗洳氏を取り調べた際に作成されたもので、特別費の領収書の有無などに関する約20分間。

 録音内容の確認を終えた検察側は、「調書内容に信頼性を欠く部分はなかった」と主張。これに対し、馬英九陣営の宋耀明弁護士は「調書内容と実際の録音には確かに一致しない部分があったとして、調書内容の修正を求めた。