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「ECFA要項」、中台会談で先行調印へ


ニュース その他分野 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016760

「ECFA要項」、中台会談で先行調印へ

 
 中台が締結を目指す「両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」をめぐり、交渉の前段階として、その趣旨や方向性などを盛り込んだ「ECFA要項」を取りまとめ、調印を急ぐ構想が浮上している。22日付工商時報が伝えた。

 関係部門は中台の窓口機関トップによる第4回会談(江陳会談)で同要項の調印を目指す方向で検討を進めている。形式は第3回会談で合意した「海峡両岸金融協力協議」に準じたものになる見通しだ。

 このうち、アーリーハーベスト(一部品目の早期関税引き下げ)に関しては、中台双方が関税引き下げを急ぎたい3~10項目が盛り込まれる見通しだ。台湾側は石油化学、自動車、電子部品、中国側は冷蔵庫など家電製品の関税引き下げを求めている。