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上海万博台湾館、出展契約に調印


ニュース その他分野 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016761

上海万博台湾館、出展契約に調印

 
 来年5月に開幕する上海万博を控え、台湾館の出展契約調印式が21日、上海市内のホテルで行われた。台湾の万博参加は1970年の大阪万博以来40年ぶりとなる。22日付中国時報が伝えた。
  
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台湾館のイメージ図。山型の長方体には玉山や阿里山など台湾を代表する山の稜線のデザインが盛り込まれる(21日=中央社)
  
 契約は中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)が台北世界貿易センターの名義で上海万博事務局と結んだ。

 台湾館は「自然・心霊(魂)・都市」をテーマに、建築家の李祖原氏が設計した。面積は1,400平方メートルで、建設費は10億台湾元(約28億6,000万円)を見込む。外観は紙風船を熱気球のように飛ばす台湾の伝統行事「天灯」をモチーフに山水のデザインも取り入れた。8月15日に着工し、来年3月末までに完成を目指す。

 TAITRAは今年5月に上海万博事務局から招待を受け、急ピッチで出展準備を進めてきた。台湾館の位置は「中国の一部扱い」が台湾側の反発を招くことを避けるため、アジア各国のパビリオンが並ぶ区画が割り当てられた。