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中台合作ドラマ第1作、台湾ロケ始まる


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016765

中台合作ドラマ第1作、台湾ロケ始まる

 
 中台合作テレビドラマの台湾での撮影が正式に解禁されたことを受け、民間全民電視(民視、FTV)と中国側のアモイ広播電視集団、北京春天伝媒、中国共産党アモイ市委員会宣伝部らが共同制作するドラマ、『神医大道公』の撮影チームが21日、台湾ロケをスタートさせた。野党民進党色が強い民視が、いち早く中台合作ドラマに取り組むことで注目を集めている。22日付中国時報が伝えた。

 このドラマは、古装片と呼ばれる時代劇で、福建省南部で広く知られる医術の達人、北宋の保生大帝を主人公としている。総制作費1億8,000万台湾元(約5億2,000万円)で30話を収録する予定だ。21日は香港出身の俳優、鄭少秋らが台北市大同区の保安宮で撮影の成功を祈願した後、基隆市の野柳風景特定区で撮影を行った。

 アモイ広電集団の曽雪濤総経理は「両岸(中台)に馴染みの深い題材を選んだ」と述べ、民視との協力については「ビジネスの観点から、最も意気投合したため」と説明した。  また中国の国家広播電影電視総局は、中台合作映画については今後外国映画として取り扱わず、外国映画の輸入割り当て本数に含めない措置を採る見込みだ。